クリアウィンとアダフェリンは併用しても問題ないの?

2020年05月16日
笑顔の女性

顔などを中心に繰り返し出来てしまうニキビは、普段のスキンケアや生活習慣など様々な原因が元で発生します。毛穴の中に皮脂や古い角質が詰まることで、汚れを餌にするアクネ菌が増殖することで炎症を起こし、中に膿が溜まる黄ニキビの症状に進行していくのです。症状が悪化すると肌の真皮層の皮膚細胞を破壊して、クレーターや色素沈着といった消えない跡が残ってしまう可能性があるので、炎症したニキビは専用の治療薬を利用して治すことが大切です。

一般的にニキビの治療は皮膚科に受診をして治療薬の一つであるダラシンTジェルの処方してもらう方法が多いのですが、最近では個人輸入通販サイトなどを利用することで、ダラシンTジェルのジェネリック医薬品であるクリアウィンが手に入るようになり、よりコストを抑えてニキビ治療を始めることが出来るようになっています。クリアウィンにはダラシンTジェルと同じく、有効成分であるリンコマイシン系抗生物質のクリンダマイシンが配合されています。この有効成分が作用すると、悪化してしまったニキビ内部にいるアクネ菌や黄色ブドウ球菌を殺菌し、抗菌効果で炎症が広がるのを防ぐ効果があるのです。

ダラシンTジェルの臨床実験では、朝と夕の1日2回に患部へ薬をしようしたところ、4週間後には57~81%の赤ニキビが減少した結果が出ています。クリアウィンは先発薬と全く同じのクリンダマイシン0.1%が配合されているので同様の効果が得られるのです。基本ニキビ治療ではクリアウィン単品でも高い抗菌効果を得ることが出来るのですが、アダフェリンといったピーリング効果の高い医薬品と併用することによって、より短期間でニキビを治癒させることが可能だと言われています。

クリアウィンは抗菌薬のため毛穴詰まりを起こしているだけの白ニキビや、黒ニキビへの作用は持っていません。そのため多くの皮膚科でも毛穴詰まりを改善するアダフェリンなどの先に使用してピーリングを行い、次にクリアウィンで抗菌効果を与える治療法を勧めており、この2つを使用することで新たに出来てしまうニキビを予防しつつ、既にある炎症したニキビを治療していくことが可能になります。

クリアウィンとアダフェリンを併用することで、ニキビの症状を抑えて治癒させることが出来ますが、クリアウィンの副作用として皮膚の刺激や乾燥が起こりやすい特徴を持っています。強い刺激を感じる可能性がありますが、継続して使用することでだんだん刺激も収まっていくので、継続して利用することが重要です。ただ、作用の強い薬なので、約4週間以上の使用はしないように気をつけましょう。