ニキビ治療薬のダラシンTゲルの効果的な使い方

2020年05月20日
肌を気にする女性

ニキビの治療で皮膚科を受診すると、ニキビ治療薬を処方されることが多いため自宅で利用した経験のある方は多いです。皮膚科で処方されることが多い治療薬の一つがダラシンTゲルで、抗生物質の成分を配合していることから炎症を起こしているニキビ内のアクネ菌に対して高い抗菌作用が期待することが出来ます。しかしどんなに高い効果のある治療薬であっても、正しい使用方法を理解していないときちんと効果を得ることが出来ないので、効果的な使い方を把握しておく必要があります。

まずダラシンTゲルは、ニキビ内のアクネ菌に対して抗菌作用が期待できる抗生物質の外用薬です。有効成分にはクリンダマイシンリン酸エステルが配合されており、リンコマイシン系と呼ばれる抗生物質の一種で最近のタンパク合成を阻害することで抗菌作用を与えます。ブドウ球菌やアクネ菌に対して有効で、化膿してしまった炎症を伴うニキビの治療薬として使用されています。そのため炎症を起こしていない白ニキビに関しては、治癒効果は得ることが出来ないので注意しましょう。

現在、ダラシンTゲルにはゲルタイプの他にローションタイプと2種類あり、両者は同じ成分のため効果に差はありませんが、使用する部位が異なります。ゲルの場合は無色透明の粘性のある塗り薬のため、乾燥肌や局所的なニキビに向いていますが、ローションはサラッとした使用感で伸びがよいため、背中など広範囲にわたって塗る必要がある場合に向いています。ダラシンTゲルの効果をきちんと得るための正しい使い方は、適量を1日2回を目安に洗顔した清潔な肌に使用します。基本は皮膚全面に塗るのではなく、炎症を起こしている患部に局所的に塗布するのがポイントです。1日2回の仕様となるので朝は起床後洗顔をした後に塗り、夜は入浴後に使用することをおすすめします。洗顔は石鹸やクレンジングを利用して汚れをきちんと落としておきましょう。

治療薬を利用する上で化粧水や乳液などの保湿ケアの順番がわからないという声も多いですが、基本は広い範囲に塗布するものから塗っていくことが原則で、石鹸などで肌の汚れを落とし、水で十分にすすいでから化粧水や乳液で保湿を行います。濡れた状態ではニキビ治療薬の効果がきちんと作用しないので、保湿を行ってから少し置き、ダラシンTゲルを塗布するようにすることがポイントです。もしダラシンTゲルと併用して利用する塗り薬が処方されているなら、後半に塗るものから塗布するようにしましょう。